睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

簡易睡眠時無呼吸検査が受けられます

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が止まってしまう病気です。呼吸が止まると体が低酸素状態となり目覚め、また眠りにつくと呼吸が止まる症状を繰り返すため、深い睡眠がとれなくなり、日中に強い眠気や倦怠感を引き起こします。これらが居眠り運転事故や突然死・生活習慣病の悪化などを引き起こす原因となるため、外来で一度睡眠の質を検査し、適切な診断治療をお勧めします。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)はどんな症状がみられるの?

いびきや昼間の眠気、倦怠感、熟睡感がない、朝起きた時に頭痛がするなど、さまざまな症状を伴います。
下記のような症状をお持ちの方は、一度ご相談ください。

睡眠中 激しいいびきをかく・呼吸が止まる・何度も目が覚める
起床時 熟睡感がない・口が乾いている・頭がスッキリしない
昼間 運転中に眠くなる・会話していても眠くなる・集中力が続かない

いびきをかく人の7割に睡眠時無呼吸症候群(SAS)がみられると言われています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスク

  • 日中の眠気
  • 交通事故
  • 生産性の低下
  • 作業ミスによる労働災害
  • 高血圧、糖尿病、心不全(30%~40%はSASを合併していると言われる)
  • 心血管障害
  • 夜間突然死
  • 脳梗塞
  • 認知障害

どの科の医師でも受診可能。まずはご相談を

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断

上記症状をご自身で感じられる、またはご家族から指摘を受けた場合、ご相談ください。当クリニックではどの科の医師でもSASの診断が可能ですので、診察時にその旨お伝えください。。

1.「簡易検査器」にてご自宅で簡易チェックを行います。
医師との問診でSASが疑われる場合、自宅で簡易検査機を使用していびきや呼吸をチェックします。検査日当日、ご自宅で機器の受け取りが必要となります。受け取った日の夜に検査を実施してください。

2.検査終了
検査した機器を宅配便(着払い)でお送りください。

3.結果報告
検査後2週間以降に、検査結果説明を行います。

結果により、詳しい検査が必要になった場合は、だいどうクリニックもしくはSAS外来のある医療機関をご紹介させていただきます。

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